スーパーボールで3D広告 (IntelとDreamworks)

米国で最高視聴率を誇るTV番組は、アメリカンフットボールの米国一を決めるNFLのスーパーボール(Super Bowl)だろう。休憩時間に放映されるTV広告が毎年話題を呼ぶが、米国時間の2月1日、初めての3D広告が登場した。

DreamWorks社が製作し、Paramount 社から春に配給されるCG映画「Monster vs Alian」の予告編を流す(した?)らしい。そのCMの予告編はこちら

映像制作会社のDreamworks社は, Intelと共同でInTru3Dという技術開発に取り組み、今後、3D映画で消費者に訴求する考え。(インタビュービデオ, CNET-Jの記事)これは、2008年8月のIntel Developer's Forum にて、発表していた。IDF

スーパーボールでは、Pepsi 社がSobe Waterという飲料水の3DのCMも流す。このため、全米では1億2500万個の3D眼鏡が作成され、Best Buy やタTarget などの全米の小売り店で、無料で、配布されたという。(なお、配られた眼鏡は従来の赤青とは違って、色再現が良いらしい。EETimes Japan

また、NBCは、2月2日放映の"Chuck"というコメディ番組でも3D放送を流すので、その眼鏡をとっておくように呼びかけている。そのキャッチフレーズが"Don’t Chuck Your Glasses"。NBCの発表記事, NBCの告知, Chuckのプロモ 

3D映画の普及のきざしは、今回で3回目らしい。果たして、本格的に普及するかどうか。

追記:
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